フェミークリニック 総院長 Dr.北山の 脱毛情報サイト

脱毛の基礎知識

自己処理のリスク

カミソリや除毛クリーム、毛抜きなどを使用した自己処理を行っている方は多いでしょう。
気軽にできる自己処理ですが、肌には大きなストレスを与えています。肌ストレスとは、肌に及ぼされるさまざまな刺激のことで、紫外線もこれに当たります。肌ストレスが高いと肌の老化が早まり、かさかさ、がさがさとしたお肌になってしまいます。

一般的な自己処理によるダメージ

1
カミソリ

肌に直接刃を当て、毛の流れに逆らって処理を行っていることが多くあります。これにより毛だけではなく、お肌の表皮も削られている状態になります。そのため、繰り返し処理を行うことにより徐々に皮膚は固くなり、毛がお肌の表面に出にくくなってしまい、埋もれ毛になりやすくなります。

表皮を傷つけてしまうことで、乾燥しやすいお肌になり、色がくすみ、毛穴が鳥肌のようになってしまったり、色素沈着を起こし黒ずみが残ってしまうこともあります。

2
毛抜き

カミソリでキレイに剃ることが出来ず、主にワキやビキニ部位を毛抜きで処理をする方は多いです。ワキやビキニ部位の毛は太く、剃ってもすぐに太い毛が生え目立ってしまい、また、カミソリでは剃りづらく、剃り残しも目立つことから抜いている方が多いようです。

しかし、毛を引き抜く際に肌に強い刺激を与えるので、細菌が入って炎症を起こしたり、毛嚢炎を引き起こします。また、皮膚の中で毛が伸びてしまう「埋没毛」を引き起こすこともあります。これも黒ずみの原因となってしまいます。

3
除毛剤

除毛剤はクリームやムースタイプのものがあり、肌に直接つけてムダ毛を溶かして除毛する溶剤です。

肌を傷つけない点では除毛剤を好む方もいらっしゃいますが、毛を溶かしてしまうほどの刺激の強い溶剤を直接肌に塗布するため、かぶれやアレルギーを誘発する場合があります。

4
脱毛テープ(ワックス)

脱毛用に開発されたワックスを皮膚に塗り、毛とワックスが接着する性質を利用して、これを引き剥がすことにより、毛を毛根から取り除く方法です。

広い範囲を短時間で処理することができますが、その分皮膚から直接引き剥がすため、表皮が削れてしまい、ひりつきや炎症が生じ、かぶれる場合もあるため肌へのダメージは大きいと言えます。また、毛嚢炎や色素沈着、埋もれ毛の原因にもなります。

5
電気脱毛器

主にローラー式の脱毛気が多く利用されており、ローラーが回転しながら毛を抜いていく方法です。毛抜きを利用したような感覚になります。使用直後には毛穴に赤みと腫れが現れ、炎症が起こり、毛嚢炎や埋もれ毛、色素沈着になりやすくなります。

※最近では、サーミコン式(熱線式脱毛)の脱毛器で、抜かない・剃らない・熱を加えカットするという方法もありますが、熱を加えることにより、火傷や色素沈着になるリスクもあるようです。

自己処理によって起こるトラブル

自己処理は肌を痛めています。小さなダメージでも繰り返してしまうことで、深刻なトラブルを引き起こしかねません。

1
埋没毛(まいぼつもう)

毛の再生サイクルよりも皮膚の再生サイクルが早いため毛穴がふさがってしまい、毛が皮膚の下で再生してしまう状態です。
皮膚の下に埋もれた毛を自分で取ろうとして炎症を引き起こす方は非常に多く、炎症を繰り返していると痕が残ってしまうこともあります。

2
色素沈着・瘢痕(はんこん)

自己処理を繰り返すことで肌が黒ずんでしまうことがあります。
毛の多い場所は特に自己処理による炎症や刺激でメラニン細胞が活性化され、色素沈着が起こりやすくなります。傷ついた皮膚が再生して新しい皮膚となった際に傷跡が残ってしまう状態を瘢痕といいます。

3
肌荒れ・乾燥

自己処理により角質層にダメージを与えると、肌のバリア機能が低下してしまい、乾燥を招きます。
刺激を受けやすいデリケートな肌質の方は特に、自己処理が原因でぶつぶつしたお肌になってしまうこともあります。角質は爪で引っかいただけでも剥がれてしまうようなデリケートなものなので、保湿を心がけ肌へダメージを与えないようにすることが大切です。

4
毛嚢炎(もうのうえん)

不衛生な環境や器具で自己処理を行うと、傷ついた皮膚や毛穴から細菌が侵入し、毛根の周囲に赤みや腫れ、化膿などの炎症を起こしてしまうことがあります。